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6 試験方法
 
1) 試験菌株
Staphylococcus aureus IID 1677(MRSA)
 
2) 試験培地
NA培地 : 普通寒天培地 (栄研化学株式会社)
1/200NB培地 : 肉エキス0.2%を添加した普通ブイヨン(栄研化学株式会社)をリン酸緩衝液で200倍に希釈し、
           PHを7.0+-0.2に調整したもの
SCDLP培地 : SCDLP培地(日本製薬株式会社)
SA培地 : 標準寒天培地 (栄研化学株式会社)
 
3) 菌液の調整
 NA培地で35+−1℃、16〜24時間前培養した試験菌株をNA培地に再度摂取して35+−1℃、

16〜20時間培養した菌体を1/200NB培地に均一に分散させ、1mlあたりの菌数が約10×5乗となるように調整した

 
4) 試料の調整
検体1)は2.1g、検体2)は1.85gをそれぞれ量りとり、試料とした。
 
5) 試験操作
 菌液10mlに試料を添加した。これらを室温(20〜25℃)、振とう数約200r/min(旋回かくはん)、

遮光及び紫外線強度250〜260μW/Cuのブラックライト照射下で保存した。

また、試料を添加しない物を対照として、同様に試験した。
6) 生菌数の測定
 保存6時間後に菌液1mlあたりの生菌数をSA培地を用いた寒天平板培養法(35℃、2日間培養)により測定した。

 また接種直後の測定は対照試料で行った。

 なお、本試験は依頼者指定の方法により実施されたものである。
  

財団法人日本食品分析センター