◆トップページへ戻る
6 試験方法
 
1) 試験菌株
Staphylococcus epidermidis ATCC 12285 (表皮ブドウ球菌)
 
2) 試験培地
NA培地 : 普通寒天培地 (栄研化学株式会社)
TSA培地 : トリプトソイ寒天培地 (栄研化学株式会社)
 
3) 菌液の調整
 NA培地で35+−1℃、16〜24時間前培養した試験菌株をNA培地に再度摂取して35+−1℃、

16〜20時間培養した後、リン酸緩衝生理食塩水に均一に分散させ、1ml当たりの菌数が約10の7乗となるように調整した。

 
4) 測定用平板の調整
TSA培地をプラスチックシャーレに分注、固定して測定用平板とした。
 
5) 試験操作
 検体を密閉容器(依頼者提供品 : 約1M)内に設置した。

 この密閉容器内に菌液10mlを噴霧し、扇風機(依頼者提供品)で空気を攪拌しながら、

 検体を作動させた。作動1時間後に測定用平板を装着したエアサンプラーMAS-100(MERCK)

を密閉容器内に立てて置き、空気100Lを吸引した。吸引後の測定用平板を30℃、3日間培養し

生育した集落数を測定した。

 なお、検体を紫外線ランプを点灯せずに作動したものを対照として同様に試験した。

 

財団法人日本食品分析センター